(右端が監督のテリー・ギリアム。中央下段が今回出演しているマイケル・ペイリン。その右側に居るのはロバート・デニーロ・・・ではなくテリー・ジョーンズ)
いわゆる「カルト映画」。よく「ブレードランナー」と並び評されるが、こちらはどちらかと言うとコメディに近い。。かな?
舞台は、完全に情報統制された近未来国家。情報ミスにより労働者階級の善良な市民が誤認逮捕されるところから始まる。
(主人公のサムが情報端末を操る。小さいモニターを拡大鏡で見ている近未来って!?)
情報局に勤めている主人公のサムはこの”誤認逮捕”については知る由もないが、この頃から天使のような女性を追いかける妙な夢を見るようになる。そしてこの誤認逮捕がキッカケで容疑者は死んでしまう。この不条理に憤りを感じた隣人のジルが情報局に抗議に行くのだが、部署をたらい回しにされ全く相手にされなかった。
その頃、自宅の暖房装置が壊れたのをキッカケにセントラルサービスに電話するも、なかなか繋がらない。ここでその電話を傍受してやってきたモグリの修理屋「タトル」。こいつが実は逮捕されるはずの人物で、この約はロバート・デニーロが演じている。
(デニーロはもともとコミカルな雰囲気が漂っているのか・・)
壁を1枚外すとそこには無数のダクト(ビニールの蛇腹みたいなヤツ)が這っていて、まるで生き物のように蠢いている。タトルは手際良く不良個所を修理して去っていく。その後、セントラルサービス(公共サービス)が来て不良個所を調べるも、部屋はダクト剥き出し状態で放置。。。
その後、主人公が見ている夢に出てくる天使のような女性がジルであることを知り、望まない昇進を受け入れてエリート集団の情報略奪局へ。
(夢の中では勇者に・・・)
その後、再度役所に講義しに来ていたジルに偶然再会し、共に逃げ出す。・・・と言ってもなぜ逃げるのかわからないジルは困惑し主人公を蹴落とそうとするが、必死の思いでしがみつく主人公の本気度を目の当たりにしてジルも次第に心を開いてゆく。
しかし、政府を敵に回してしまった主人公。当然最後には捕まってしまい、拷問にかけられてしまう。。。
(こんなお面野郎が拷問を。。中身は実はマイケル・ペイリン)
この後は、ハッピーエンドとバッドエンドの2パターンが存在するらしいのだが、今回観た完全版は後者の方。。
この作品全体を通して、アイロニックなナンセンスギャグがふんだんに盛り込まれた”モンティ・パイソン”なテイストが感じられ、昔ハマった私にとってはとても懐かしい感じであった。
(しかもモンティ・パイソンのメンバーの1人、マイケル・ペイリンも出演している!)
(この人がマイケル・ペイリンです)
イギリス特有の”スノッブ”な笑いもやはり面白いと再認識した作品でもあった。
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